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ダイエットに効果的なのは糖質制限?脂質制限?

糖質と脂質の過剰摂取が肥満に繋がることはご存知の通りだと思いますが、ダイエット中に控えたほうが良いのは実際どちらなのでしょうか?

糖質制限・脂質制限それぞれの特徴を見てみましょう。

糖質制限とは?

糖質制限とは、ご飯やパン、麵類といった炭水化物の中でも、特に糖質の多い食べ物を制限することです。

炭水化物を控えることを糖質制限と捉えがちですが、炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。そのため、食物繊維の豊富な食材は控えず、あくまでも糖質の摂取量を制限するダイエットのことを「糖質制限ダイエット」と呼びます。

通常、1日に摂るべき糖質量は250g~300gです。糖質制限中はその半分の130g以内を目安にしましょう。糖質摂取量があまりにも少ないと日常生活に支障をきたすので、最低でも70g以上は摂取するのがおすすめです。

ちなみにお茶碗1杯分(150g)のご飯の糖質量は約57gです。ご飯を1日3食(朝・昼・晩)食べた時の糖質量は171.45gですが、ご飯の量を半分に減らせば1日の糖質を85.7gまで減らせます。

現代人は、知らないうちに糖質過多となっていることがありますので、意識して糖質を制限するようにしましょう。

 

脂質制限とは?

脂質は細胞膜やホルモンの構成成分として重要な栄養素ですが、摂取し過ぎると中性脂肪となり、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されます。脂質異常症や中性脂肪が気になる方は、脂っこい食事を控える脂質制限がおすすめです。

脂質はゼロにしてはいけません。目安は、1日の摂取エネルギーのうち20%以内に脂質量を抑えることです。

脂質を構成している脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。良質な脂質を摂りたい場合は、「一価不飽和脂肪酸」と「オメガ3」で脂質を補うようにしましょう。

糖質制限・脂質制限のメリット・デメリット

以下のタブを選択すると、糖質制限・脂質制限それぞれのメリット・デメリットを見ることができます。

糖質制限のメリットは、太りにくいことです。糖質を抑えることでインスリンの分泌量が減り脂肪がつきにくくなります。また、エネルギーとならずに余った糖質が少ない分、脂肪として蓄えられることがないため太りにくいと言われています。
糖質制限のデメリットは、糖質の摂取不足によりエネルギー源が減り、やる気が出ない、集中力の低下に繋がる恐れがあることです。また、糖質を制限することで食物繊維の摂取量も同時に減りやすく、便秘になる可能性があります。
脂質は炭水化物やたんぱく質よりカロリーが高いため、脂質制限によりカロリーも制限することができます。また、筋肉量が減りにくいためリバウンドしにくいとされています。
過度な脂質制限は肌・爪・髪の毛の乾燥やホルモンバランスの乱れを引き起こします。脂質をゼロにするのではなく、揚げ物の量を減らしたり、飽和脂肪酸→不飽和脂肪酸に変えるなど、少しずつ摂取する脂質を調整していきましょう。

まとめ

食生活を見直すには、まず現在の自身の食事内容をメモしてみましょう。それをカロリー計算アプリで見てみると、過剰に摂っているもの・不足しているものが分かりやすく、糖質・脂質のどちらを調整するべきか見えてきます。

糖質・脂質共に不足すると体に影響が出ることを忘れず、あなただけのプランを見つけましょう。

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