
甘酒のある暮らし|ゆるっと整う、発酵の恵み
朝、湯気の立つ甘酒を一口飲んでやさしい甘さが喉を通ると、じんわりと体が温まる。まるで、内側からじっくりほどけていくような——自然がゆっくりと育んだ発酵食品には、時間をかけるからこそ生まれる滋味深さがあります。甘酒もそのひとつ。

甘酒と、日本人の暮らし
甘酒はかつて、日常の滋養食として親しまれていました。暑さで食が細くなる時期に、手軽にエネルギーを補える「飲む点滴」として重宝されていたのだそう。
甘酒には、ビタミンB群やアミノ酸、オリゴ糖、食物繊維など、体にうれしい栄養がぎゅっと詰まっていて、飲むだけで腸が整い、エネルギーが湧いてくる。だからこそ、現代の私たちの暮らしにも、甘酒を取り入れてみる価値があるのかもしれません。
心と体がホッとする甘酒の楽しみ方
甘酒は、ただ飲むだけでなく、さまざまな形で楽しめるのも魅力のひとつ。
-
コーヒー代わりに、甘酒を一杯
温めた甘酒に生姜を少し加えれば、体の芯からぽかぽかに。寝起きのぼんやりした頭がゆるやかに目覚めます。
-
おやつ代わりに、甘酒スムージー
甘いものが欲しいときには、甘酒を使ったスムージーを。バナナや豆乳と合わせれば、自然な甘さで満足感たっぷりです。
-
夜のリラックスタイムに、甘酒ホットミルク
仕事や家事を終えて、一息つきたい夜。温めた甘酒に豆乳を加え、シナモンをひとふり。体がじんわり温まり、心までほぐれます。
基本の自家製「甘酒」レシピ
材料は麴とお湯だけ。作り置きしておけば、いつでも飲んだり料理に使ったりできるのがうれしいですね。

材料
- 米麴(生麴・乾燥麴どちらも可)200g
- 水 400ml
- 炊飯器を保温にし、米麴と50~60度のお湯を入れ、スプーンで混ぜる。蓋の代わりにぬれぶきんを二重にしてかぶせる。
- 約2時間後、スプーンで全体を混ぜ、ふきんを再度ぬらして二重にしてかぶせる。
- 6〜8時間後、とろっとして甘味が出たら完成です。
※冷蔵室で約1週間、冷凍で約1カ月保存が可能です。冷凍する際は保存用密閉袋に入れ、使う分だけパキッと折って使うと便利です。
発酵の恵みとともに、ゆるっと整う

体にやさしく寄り添い、無理なく整えてくれる甘酒。毎日きっちり飲まなくても、ふと飲みたくなったときに、自然と手に取れるくらいの距離感で。
忙しい日々のなかで、気づけば自分を後回しにしてしまうことも。そんなときこそ甘酒を一口飲むと、発酵の恵みがゆるやかに心と体を満たしてくれます。
っとひと息つきながら、「私」を大切にする時間を味わってみましょう。
その他の特集
-
#リラックス
-
#ヘルシースナック
-
#ご褒美 #スイーツ